北海道新幹線延伸 札幌駅南口再開発で閉館の「エスタ」外壁アスベスト判明で解体作業長期化へ
2025年 8月26日 17:55 掲載
2年前に閉館した札幌駅南口の商業施設「エスタ」。JR北海道は秋に予定していた建物の解体について、来年度にずれ込む可能性があると明らかにしました。
JR北海道 綿貫泰之社長)
「解体は微妙なところですね、来年度に入るかもしれない、アスベストの状況次第なので、まだ見えていないです」
商業施設「エスタ」は、北海道新幹線の延伸に伴う札幌駅南口の再開発のため、2年前に閉館しました。この建物を所有するJR北海道は、内装の撤去やアスベストを除去したうえで、秋にも解体を始める計画でした。しかし、綿貫社長は、外壁にもアスベストが含まれていたことがわかったと会見で明らかにしました。来月から新たに除去作業を始めることから、建物の解体に取り掛かるのは来年度になる可能性もあるということです。