「緊急銃猟」制度来月から 江差町で法改正後見据え訓練 ハンター「条件確認中にクマ逃げる」
2025年 8月27日 20:48 掲載
来月から始まる「緊急銃猟」制度では、市町村の判断で市街地で猟銃の発砲が可能になります。クマの出没が相次ぐ道南の江差町で、法改正を前に演習が行われました。
江差町では連日クマによるスイカやトウモロコシなどの食害が相次ぎ、来月11日まで「ヒグマ注意報」が出されています。
27日、江差町で役場の職員やハンター、警察官など32人が参加し、来月からの法改正で可能となる「緊急銃猟」を想定した演習が行われました。
町の職員)
「役場職員は避難が必要な住民宅を訪問し避難場所へ誘導または屋内退避を指示してください」。
現在、クマが市街地に侵入した場合、警察官の許可を得なければ猟銃の発砲はできません。しかし、来月からは猟銃以外で捕獲が困難なことや住民に弾丸が到達する恐れがないことなど4つの条件を満たせば市町村長の判断で発砲することができます。
ハンター)
「バン」。
ハンターからは「条件を確認している間にクマが逃げてしまうのではないか」という意見があがりました。
檜山振興局保健環境部環境生活課 田中敏明課長)
「時間はかかるように見えるが、繰り返し練度を上げていって役場内の連絡体制がしっかりできてくるようになればスピードは上がるかなと思う」。