クマ食害で緊張続く道南 江差町と上ノ国町でクマ捕獲 出没繰り返していたクマと同一かDNA鑑定で特定へ
2025年 8月29日 15:53 掲載
クマによる食害が相次いでいる北海道の江差町と上ノ国町でそれぞれクマ1頭が捕獲されました。町などはこれまで出没を繰り返していたクマと同一個体か調べる方針です。
前田愛奈記者)
「今月食害にあった畑です。畑の真ん中に置いてあったおとりのスイカを食べた後に、箱わなに入ったということです」。
江差町によりますと午前3時頃、江差町砂川にある畑で設置していた箱わなにクマ1頭が捕獲されました。クマはオスで体長およそ1メートル75センチで駆除されたということです。江差町では連日クマによる食害が相次いでいて、この畑では19日にスイカおよそ100個を食い荒らされる被害にあっていました。
畑の所有者)
「(クマは)観念していたような感じ。あまりにもおとなしかった。来年もまた取られたら同じこと繰り返すなっていうことで、一安心って感じですね」。
また、おとといゴミ箱を荒らすクマが目撃され、箱わなが設置されていた上ノ国町でもけさクマ1頭が駆除されました。
道によりますと江差町や上ノ国町の5か所で出没していたクマは同一個体と判明していて、江差町は今後、今回捕獲されたクマのDNA鑑定を行い、同じ個体か調べる予定です。
クマの駆除をめぐっては新たな動きもあります。関係者によりますと、来月から一定の条件のもとで市町村の判断のもと市街地でも発砲ができるようになるのを前に、北海道猟友会は、ハンターが責任を負うリスクがある場合、ハンター自身が発砲を拒否できるとする見解を示す方針です。