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感謝と誇りを胸に 「幌加内そば祭り」30回の歴史に幕 〜高齢化と伝統継承の狭間で〜

北海道の幌加内町で、毎年4万人ほどが訪れる「新そば祭り」が、今年30回の節目で幕を下ろします。明日から行われる最後の祭りにかける思いとは。

香り高く広がる甘味が特徴の「幌加内そば」。今、そばの町・幌加内町では実りの時期を迎えています。

永山友菜記者)
「あたり一面に広がる真っ白な絨毯のような景色。幌加内町の名物、そばの花が見ごろを迎えています」。

幌加内町の涼しい気候と寒暖差を生かし栽培されているそばは、作付面積が3200ヘクタール、生産量は2900トンを超え日本一を誇ります。

「幌加内そば」を広め、多くの人に味わってもらいたいと、1994年に開幕したのが「幌加内町新そば祭り」。当初訪れたのは5000人ほどでしたが、第20回目を迎えた2013年には、2日間で6万8000人を超える客が集まり賑わいました。

幌加内町新そば祭り・実行委員長・田丸利博さん)
(Q:いつのものですか?)
「平成6年、第一回目。新そば祭りっていうのは町が一つになるお祭りっていうんですかね、思いが」。

人口およそ1300人の町で、そば農家と農協が中心となり町をあげて守り抜いてきた祭り。しかし、高齢化が進んで運営が難しくなり、今年幕を下ろすことが決まったのです。

幌加内町新そば祭り・実行委員長・田丸利博さん)
「残念ですけどね、30回で辞めざるを得ないというか。やっぱり最高のパフォーマンスのところでやめないとやっぱりこう下火になってきたときにやめるっていうのはしたくない」。

代々そば農家だという鈴木琢也さんは、そば打ちを始めておよそ15年。地元のそば農家でつくる団体「北最寒」として、2日間打ちたてのそばを振る舞います。

鈴木さんが初めて祭りに携わったのは12年前。参加を勧めたのは、当時「北最寒」の代表を務めた清原覚さんでした。

「北最寒」元代表・清原覚さん)
「大した上手になってね、我々もう及びません。(祭りの終了は)寂しい話しだけれども仕方がない」。

そば農家の夫婦15組、30人から始まった「北最寒」。祭りで毎年大行列ができる人気のそばが味わえるのも今年で最後です。

「北最寒」代表・鈴木琢也さん)
「来てくださったお客様への感謝の気持ち、協力してくれた感謝の気持ちを、この2日間かみしめながら、頑張りたいなと思っています」。

「幌加内町新そば祭り」は30日から2日間、役場前で行われます。町の皆さんの思いが込められた打ち立ての新そばをぜひ味わいに行ってみてはいかがでしょうか。

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