大地震を想定しシェイクアウト訓練「体勢を低くする、頭を守る、動かない」 防災意識を高めるきっかけに
2025年 9月 1日 18:13 掲載
9月1日は防災の日です。
大地震を想定して同じ時間にそれぞれの場所で身を守る訓練、「シェイクアウト」が道内各地で行われました。
「(アラート)地震です」
訓練は、午前10時にマグニチュード9程度の地震が起きた想定で行われました。
アメリカで始まったシェイクアウト訓練は、「体勢を低くする、頭を守る、動かない」という3つの動作を1分間行うもので、道内各地の自治体や企業など、およそ10万2000人が参加しました。
■道災害支援担当課 工藤一祥課長「いざという時に自分の命を守る行動がとれるように、防災意識を高めていただけるきっかけになれば」
6日には、胆振東部地震から7年が経ちます。
最大震度7の揺れを観測し、44人が犠牲となりました。
最も多い37人の犠牲者が出た厚真町では、土砂崩れで甚大な被害が出た吉野地区に献花台が設置されました。
■厚真町総務課 永澤宏基さん「亡くなった方もおりますので、忘れていただかない形を含めて、町がよりよく元気になるように設置させていただきました」
吉野地区の献花台は6日まで設置され、厚真町では6日に追悼式が行われる予定です。