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「もう住めない」住宅に流れ込んだ土砂で床一面が泥まみれ 庭には倒れた木が 雨が続いた函館で土砂崩れ 

2日まで道南に降り続いた雨。雨が収まり、土砂崩れなど被害の全容が見えてきました。

雨が上がった函館市の戸井地区。
2日まで降り続いた大雨により山で土砂崩れが発生し住宅などに被害が出ました。

■前田愛奈記者「住宅に大量に流れこんだ土砂は依然片付いてないままです。住民たちが復旧作業に追われています」

戸井地区の原木町では、山から流れ込んできた土砂を撤去するため、3日も住民が撤去作業に追われていました。埋まってしまった車から土砂を出そうと、車を持ち上げて作業をする様子も。

■被害にあった人「(この車を買って)2カ月。水たまっている(車の)中に。夢にも思わなかったこういう状態を。・・・しょうがない」

土砂は家の中にも流れ込みました。
床は一面泥まみれになり、窓はすき間に挟まった泥などで開かなくなっていました。

■被害にあった人「今後は函館(中心部)に住所移して、ここにはもう住めない。(Q、思い出のある家がこうなるのは)しょうがないですね。天変地異には人の力及ばないからね」

被害はこれだけではありません。

■前田愛奈記者「住宅のすぐ裏に広がる庭まで大きな木が倒れこんでしまっています」

戸井地区の弁才町では複数の家で倒れた木が敷地内に入り込んでしまいました。

■被害にあった人「これを破ってあのガラスから家の方に木が入ったの。ご飯を食べようとしたときにドーンと音がした。地震みたいに和室がカタカタと揺れた」

公共交通機関にも影響が出ました。JR函館線の石倉駅と森駅の間で線路内に土砂が流入し、3日朝から森・長万部間の上下線で運転見合わせとなりました。
その後、午後2時前に運転が再開されましたが、およそ2500人に影響が出ました。

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