先月、道南の江差町で捕獲されたクマについて、ＤＮＡ鑑定の結果、町内でスイカなどを食い荒らしていたクマと同一個体であることが判明しました。

先月２９日、江差町砂川で町が設置した箱わなにかかり駆除されたオスのクマについて、道総研によるＤＮＡ鑑定の結果、江差町で３カ所、隣の上ノ国町で１カ所に出没していたクマと、同一個体であることが分かりました。このクマが出没した場所では家庭菜園のスイカが大量に食い荒らされるなどの被害が出ていました。江差町では、このクマが駆除された後も目撃や食害が相次いでいて、町は箱わなの設置を継続するなどの対策をとり、住民に引き続き警戒するよう呼びかけています。