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道内でも販売されている「CBD」とは? 購入時は慎重な見極めを

サントリーホールディングスの会長を辞任した新浪剛史氏、辞任のきっかけとなったのはCBDサプリメントでした。
道内でも販売されているCBD、一体どういうものなのでしょうか。

サントリーホールディングスの会長を辞任した新浪剛史氏。
警察の捜査対象となったのが理由ですが、きっかけは新浪氏の自宅に送られることになっていたあるサプリメントです。

■新浪剛史氏「米国において、CBDサプリメントを購入しました。これは市販されているもので、本CBDサプリメントは、日本においても同ブランドの同様の商品が売られていました。」

CBDとは、大麻草から抽出される成分の一つで日本では「適法」とされています。
しかし、抽出の過程でTHCという成分が残ることがあり、この成分が基準値を上回ると「麻薬」扱いで違法となります。

アメリカから送られたCBDサプリに基準値を上回るTHCが含まれている可能性があるとされた新浪氏。
会見では「時差ぼけ対策として購入した」と説明しました。

このCBD、実は道内でも広がりつつあります。

■森唯菜アナウンサー「札幌の街中にもCBDの製品を売っているお店があります。こちらにはオイルであったり、クッキーなどが並んでいます」

CBDを含む食品などを全国6店舗で展開している「ヘルシートーキョー」。
ココノススキノにある店舗には20代から60代まで幅広い世代が訪れているそうです。

■Healthy TOKYO CEO マイケル・ボブロブさん「温泉から上がったようなリラクゼーションを起こしてくれるというお客様も多いです。あとは寝る前に安眠サポートですね」

こちらのCBDオイルは、20ミリで2万8500円。決して手頃とは言えない価格ですが…

■Healthy TOKYO CEO マイケル・ボブロブさん「日本のために特別にTHCを抜けるプロセスがある。CBDが認められている国の中で日本はたぶん一番厳しいです。その一番厳しい基準を満たすためにお金がかかるし、時間がかかるし、毎回毎回検査しないといけないし」

札幌市内には去年、CBDを使ったメニューを提供するカフェもオープンしました。
まずは何も入れずコーヒーを一口。

■森唯菜アナウンサー「結構苦味もあって、コクのある、とても美味しい珈琲です」

プラス300円でCBDオイルを数滴垂らしてみると…

■森唯菜アナウンサー「オイルを入れたからといって、味は変わらない気がします」

カフェにはサロンも併設されていて、CBD入りのアロマオイルを使った施術も提供しています。

■CBDサロン サンドリヨン 保苅卓郎代表「まず卸先をすごい厳選してまして、安全志向なもの、あと必ずCOA(成分分析証明書)を確認して大丈夫なのを置くようにしています」

徐々に浸透しつつあるCBD。厚労省は、海外からの輸入を含むCBD製品の中には、THCの基準値を超える違法なものもあるとして、注意を呼びかけています。
購入する際は、慎重に見極める必要がありそうです。

二つの成分ですが大麻草由来の成分です。
こちらCBDというものが日本国内では適法、サプリ・美容品などで幅広く販売しています。
そして、THCというのが違法になりまして、マリファナの主成分なんですね。
いま問題になっているのが、CBDを抽出する際に微量のTHCが残る可能性があるということで、日本ではTHCを基準値以上含むものが違法とされています。
このCBD商品、海外のサイトでも気軽に買うことができるんですが、万が一、違法のものを使いますと厳しく罪に問われる可能性もあります。
また、CBD商品を扱う一部の企業は、妊娠・授乳中の人や子どもは摂取しないよう注意を呼びかけています。

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