唐揚げのカレイが原因か 腸炎ビブリオによる旭川の弁当店集団食中毒 144人が発症・60代男性死亡
2025年 9月 4日 18:51 掲載

144人が発症しそのうち60代の男性が死亡した腸炎ビブリオによる旭川の集団食中毒その原因は弁当に入っていたカレイとみられることが分かりました。
旭川市内にある弁当店「昼めし屋」で、8月25日に販売された弁当が原因で、細菌の「腸炎ビブリオ」により集団食中毒が発生しました。
下痢や腹痛など症状を訴えたのは13歳~81歳の144人で、そのうち60代の男性が死亡しましたが、食中毒と死亡との因果関係は分かっていません。
運営会社によりますと、症状を訴えた人が食べたのは「特製塩ザンギ弁当」と「Wしょうがソースの魚唐揚げ弁当」で、魚の唐揚げに使用したカレイが原因であると考えられるということです。
また、食中毒を予防するための措置として加熱後の食材の中心温度を75℃以上で1分以上を保つことを徹底していなかったということです。
「昼めし屋」は9月30日まで自主休業していて、今後、食材の温度管理を徹底することなどで再発防止に務めるということです。