「やぶから顔を出して 目が合った」若いクマが帰り道に迷ったか 北海道・砂川市はヒグマ注意報を再延長
2025年 9月 5日 18:20 掲載
線路を渡る1頭のクマ。砂川市で先月31日に撮影された写真です。
■撮影者:
「歩いて踏切のそばまで行きましたら、やぶの中から顔を出していて、目があったんですよね。すごく怖く感じました。」
市内でのクマの目撃は5日も・・・
■高橋純暉記者:
「砂川市の北光公園から石狩川の河川敷にかけて立て続けにクマの目撃がありました。
現在ドローンによる調査が行われています」
午前8時すぎ、砂川市西9条北にある石狩川河川敷のサッカー場で車で通りかかった市民が、体長およそ1mのクマを目撃しました。その10分前には近くの北光公園に入っていくクマの姿が。砂川市内中心部ではクマの目撃が相次いでいて市は先月31日から連日目撃されているクマはすべて同一個体とみています。
■砂川市役所農政課・奥山雅喜課長:
「若いクマでまだ1m50cmはないと思うので、親離れしたクマだと思う。帰り道がなくなったっていうことなのかなと思っています。」
これを受けて市は北光公園や近くのパークゴルフ場などを一時閉鎖。北光小学校では保護者に車での送迎を依頼し、来週からはジャンボタクシーを手配するということです。道は砂川市周辺でのヒグマ注意報を1ヵ月延長し安全の確保を呼びかけています。