【最新】北海道選出議員に聞いた「新総理・総裁は誰?何望む?」 「ポスト石破」を巡る動きに道民は?
2025年 9月 8日 18:34 掲載
■石破総理:
「選挙結果に対する責任は総裁たる私にある。新しい総裁が選ばれるまでの間、国民の皆様方に対して果たすべき責任を着実に果たし、新しい総裁・総理にその先を託したい。」
去年10月の内閣発足から、わずか1年足らずで退陣に追い込まれた石破総理。7日の会見で去年の衆院選と7月の参院選で敗北し衆参両院で与党過半数を下回った責任を取ると話しました。
■東国幹衆院議員:
「衆参過半数を切ったというところの責任、これをやっぱり重く感じていただいたのだろう。政治改革からちょっと間延びしてしまった、そういう感がやっぱり拭い去れない。」
■立憲民主党道連・勝部賢志代表代行:
「いまここで辞任をするということを決断するんであればですね、もっと早くに決断すべきだったと思っています。」
8日、東京の自民党本部では臨時の役員会が開かれ石破総理は自身の辞任に伴う臨時総裁選の手続きを進めるよう指示しました。「ポスト石破」を巡る動きもすでに動き出しています。
8日午前には茂木敏充前幹事長が立候補を表明。そのほか、小林鷹之元経済安保大臣、高市早苗前経済安保大臣、林芳正官房長官、小泉進次郎農水大臣の名前も浮上しています。
■鈴木麻友記者:
「解党的出直しを目指す自民党。道内議員は、次の総裁にどのような人物がふさわしいと考えているのでしょうか。」
■武部新衆院議員:
「比較第1党である自民党がしっかりとした政策を主導して、野党の皆さん方に協力していただける政権に入っていただける、パートナーとしてなっていただける、そういったことも次の総裁の大きな仕事になるんだろう。」
■鈴木宗男参院議員:
「25年以上くらいのキャリアがなければ、党内をまとめたり、野党と過半数がないときに折衝するのは大変だと思います。」
■鈴木貴子衆院議員:
「次のリーダーには、確かな政治力、経験、交渉力物事を課題を並べるだけではなて、
課題があるならば解決をしていく力強いリーダーが必要だと思っています。茂木敏充前幹事長の総裁選挑戦という言葉、大変力強く受け止めさせていただいておりますし、私もぜひともお支えをさせていただきたいと思っています。」
■中村裕之衆院議員:
「役所の代弁者のような政権運営から、真に国民のための政権運営に変わっていけるような、そんな総裁にしていくべき。(Qズバリ誰?)高市早苗ですね。」
北方領土の元島民は次の総裁には領土交渉を前に進めてほしいと話します。
■歯舞群島勇留島出身・角鹿泰司さん:
「石破さんには期待していましたが、全く何の変哲もなく終わってしまった。少しでも早く、国としては北方墓参だけでもまず最初にさせてほしいなと願うばかりです。」
「ポスト石破」を巡る動きに道民は
■札幌市民(40代):「あえて言うなら若い人がいいのかな。」
■帯広市民(60代):「派閥とかなしにして、新たにみんなで日本を作っていく新たな考えの人が中心になって。」
■札幌市民(80代):「クリーンな人、政治屋じゃなく政治家になってほしい。」
誰が新たなかじ取りをすることになるのか。
自民党は来月4日に投開票を行う方向で最終調整していて、9日、実施方式などについて正式に決まる見通しです。