【独自】猟友会に所属していないハンターが許可無くクマ1頭を駆除 札幌・南区のゴルフ場
2025年 9月 9日 11:55 掲載
札幌・南区のゴルフ場でシカ駆除のために雇っているハンターが無許可でクマ1頭を駆除していたことがわかりました。
ハンターは猟友会に所属していないということです。
今月4日、札幌市南区のゴルフ場「滝のカントリークラブ」で、クマの出没を受けてゴルフ場内をパトロールしていたハンターの男性がクマを見つけ、猟銃を発砲し駆除しました。
札幌市などによりますと、このハンターは猟友会に所属しておらず、鳥獣保護管理法に基づくシカを捕獲する許可はありますが、クマを駆除する許可はないということです。
■滝のカントリークラブ 飛田寛大支配人「目撃あった現場付近で餌になるもの等を探していた際に大体4、5mの距離でクマが出たということで、自分の方に動いてきたということで、緊急避難的な措置として発砲した」
クマを駆除する場合は捕獲許可を得た自治体から依頼を受けたハンターが行うことになっています。
このハンターは鳥獣保護管理法違反にあたる可能性があるということです。