大学生らが「北方領土ゼミナール」 歴史や領土問題を学ぶ 北海道根室市
2025年 9月10日 17:54 掲載
若い世代に北方領土問題についての理解を深めてもらい、返還運動の後継者を育てようと、全国の学生を集めた研修会が根室で始まりました。
毎年開かれている「北方領土ゼミナール」。
今年は全国から大学生と大学院生35人が参加しました。
初日の10日は納沙布岬からわずか3.7キロの北方領土・貝殻島を望み、資料館で北方領土の歴史や問題を学びました。
■長崎県から「元島民の方々の思いを、私たち若い世代で一生懸命伝えていかなければならないのと、絶対に返還するという思いを国民全体で共有することが大切なんだなと思いました」
学生らはこの後、元島民の体験談を聞き、SNSを使った北方領土問題の発信方法についても話し合ったということです。