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札幌・園児が給食を喉に詰まらせ死亡 検証委員会「肉の大きさ」「救命措置」などについて問題を指摘

札幌市内の認可保育園で1歳の男の子が給食を喉に詰まらせ死亡した事故。検証委員会は離乳食として提供された肉の大きさに問題があったなどとする報告書をとりまとめました。

■札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会・加藤弘通部会長:
「「今回の痛ましい事故が二度と起こらないために、この検証報告書が札幌市にとどまらず、全国の各園と関係機関の再発防止のための取り組み、さらには子どもの安全を保障するための一助となることを強く望みます。」

事故からおよそ1年・・・検証委員会は園児の死亡事故に関する報告書をとりまとめ札幌市に提出しました。去年10月、札幌市北区の認可保育園「アイグラン保育園拓北」で、1歳1カ月の男の子が給食で出された離乳食の豚肉を喉に詰まらせ死亡しました。検証報告書では園などへのヒアリング調査の結果、大きく2つの問題点があると指摘しました。

■「豚肉の大きさ」
報告書では、保育士と栄養士の間で男の子のそしゃく力について共有されておらず、豚肉を1cm以下にすべきところが1.5cmから2cmほどの大きさにカットされていたとしたほか、園側が男の子の保護者から、食べられる肉の大きさを聞き取れていなかったと指摘しています。

■「マニュアルと異なる救命措置」:
マニュアルで救命処置と同時に行うべきとされていた「119番通報」が遅れたことも問題だったとしています。

さらに組織的に安全管理マニュアルを確認していなかったということです。

■札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会・加藤弘通部会長:
「今後は人間がやってしまうことですから、確認不足が起きるという前提で、それが起きないために何らかの仕組みを使って作っていくっていうことが大事じゃないかなと思います。」

札幌市は今後、この報告書を市内の保育園や幼稚園に近日中に通知し、再発防止を目指したいとしています。

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