札幌のデパートで「金」の商品が目白押しの催しが始まりました。金の価格が上がり続ける中で注目の商品とは。

高さおよそ２メートル。５５００枚の金箔を使った全身「金」のゴジラがお出迎え。参考価格はなんと、、、１億１千万円です。

12日から大丸札幌店で始まった「大丸の大黄金展」。来年の干支「馬」の置物は２００万円以上。大阪万博のキャラクター「ミャクミャク」や将棋の駒一式のセットなど、あわせておよそ１０００点の金製品が展示・販売されています。

来場者）
「癒されるし、ドキドキするし感動しました！（Ｑ：いくらだったら手が出そうですか）まあ数十万くらいですかね」、「買ってもらおうかな、宝くじ当たったらね、３００円じゃないからね」。

今回、大丸札幌店では北海道限定で「シマエナガ小判」も先行販売されています。
そして、毎年人気が根強い仏具の「おりん」。中には４０００万を超えるものもあります。
記者が音の違いを体験してみました。

井口七海記者）
「音の高さと広がり方が違っています耳が癒されました」。

「金」をめぐってはこんなデータも。国内の金の小売価格は年々上昇。11日には１グラムあたり１万９０７１円と、最も高い値段を記録しました。

ＳＣＧ営業部　菊地貴大課長）
「世界の紛争や、日本のさまざまな物価が上昇している中で、金が、お金よりも何よりも信頼性があると言われることが増えているので、それが金の相場が上がったことにつながっていると思います」。

そして、大黄金展にはこの人も・・

杉谷拳士さん）
「え？ちょっと待ってめちゃくちゃおもい・・！」。

元ファイターズの杉谷拳士さん。気合を入れ、髪を金髪にして会場にやってきました。

杉谷拳士さん）
「プロの１打席目だったり、なんかそういった思いになってしまって、実は買わせていただきました。ちょっとものすごい興奮しているんですよ。人生で何番目の買い物だろう」。

ＳＣＧ営業部　菊地貴大課長）
「手に触れて、持っていただいたり、五感で楽しんでいただけるような会場になっているので老若男女問わず、色々な方に来ていただきたいと思います」。

大丸の大黄金展は今月２１日まで大丸札幌店で開かれています。