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知床国立公園で監視カメラ設置 観光客の「待ち伏せ行為」抑制に環境省が監視強化 罰則適用も

先月、登山中の男性がクマに襲われて死亡した知床国立公園で、環境省が人慣れした危険なクマを生まないための新たな対策に乗り出しました。

環境省は12日、知床国立公園内のクマが多く出没するイワウベツ川の道路脇に監視カメラを設置しました。

荒木カメラマン
「カメラを設置中にクマが現れました」。

周辺ではクマの撮影や観察を目的に観光客が車の中などで待機する「待ち伏せ行為」が問題となっています。

「皆さん危ないので、車に戻ってください」

去年、観光客らがクマに近づいた「危険事例」は70件確認されていて、2017年の統計開始以来、最も多かったということです。観光客のクマへの接近はクマの人慣れにつながり、クマによる人身被害の危険を高めると指摘されています。3年前に施行された改正自然公園法では、国立公園内におけるクマへの餌付けや接近・待ち伏せ行為などが罰則化されました。
環境省職員の指示に従わずに違反を続けた場合、30万円以下の罰金となる可能性があります。先月14日には羅臼岳を登山中の男性がイワオベツ川に頻繁に出没し人慣れしていたクマに襲われて死亡する事故が発生しています。

環境省 ウトロ自然保護官事務所
「ここに人が来て溜まらないように抑止的な意味で監視カメラを設置した」。

これまでに知床国立公園内で環境省が警察に告発した事例はありませんが、設置した監視カメラを不適切行為の防止につなげたいとしています。

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