道内に線状降水帯のおそれ「災害への心構えを一段階高めて」札幌管区気象台が会見で警戒呼びかけ
2025年 9月13日 17:06 掲載
札幌管区気象台は会見を開き、このあと夜はじめごろから、道内に線状降水帯が発生するおそれがあるとして「災害への心構えを一段高めてほしい」と呼びかけました。
札幌管区気象台 予報課金田昌樹課長)
「線状降水帯が発生すると大雨災害の危険度が急激に高まります。災害への心構えを一段高めていただくようお願いします」
札幌管区気象台は13日午後2時から会見を開き今夜からあすあさにかけて胆振・日高・石狩・空知・後志・渡島・桧山地方で線状降水帯が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけました。
気象台は、警戒時間帯が夜の暗い時間になることから避難する場合は足元には十分注意してほしいとしています。
線状降水帯が道内で発生すれば、2021年6月の運用開始以来、初めてのことです。

14日昼までに予想される24時間雨量は胆振・日高、石狩・空知、後志で
それぞれ180ミリ。
渡島・桧山、上川・留萌で150ミリ。
網走・北見・紋別・釧路・根室・十勝で100ミリとなっています。
線状降水帯が発生した場合は局地的に更に雨量が増える恐れがあるとしています。
JR北海道は13日札幌と函館を結ぶ特急北斗など8本の全区間運休を決めました。
14日も影響が続くとみられていて釧路と札幌を結ぶ特急おおぞらと、帯広と札幌を結ぶ特急とかちなど、特急10本を含む48本の運休がすでに決まっています。