秋到来もまだまだ夏日続く?大雪山系は紅葉 残暑の札幌でオータムフェスト 病院では敬老の日に合わせた祭も
2025年 9月15日 18:57 掲載
3連休最終日の15日、道内は30℃に迫る厳しい残暑となりました。そんな中、大雪山系の山々は早くも木々が色付き日本一早い紅葉が始まっています。
依田英将アナウンサー)
「大雪山系黒岳では山頂から7合目にかけてが秋の装いです。山肌の緑は徐々に薄くなり、黄色、そしてオレンジ色の葉が幅を利かせています」
標高1984メートルの黒岳。木々が色付き、「日本一早い紅葉」が始まっています。
依田英将アナウンサー)
「ちょうど黒岳山頂、登山者と紅葉が一直線に並んでいます。この絶景を山頂からおいしい空気をいっぱい吸って楽しんでいらっしゃるのでしょうね。いいな~」
黒岳ロープウェイによりますと、本格的な色付きはこれからで、例年であればロープウエーの周辺では来月上旬まで紅葉を楽しめるということです。紅葉は大雪山系旭岳でも…。
依田英将アナウンサー)
「この辺りは少し紅葉しているでしょうか。徐々に葉が色づき始めています」
旭岳では夏の暑さが影響し、例年よりも少し紅葉の開始が遅いということです。
奥田勤記者)
「大通公園は、日差しが強く、半袖でもつらい暑さ。ビールが気持ちよさそう」
15日の道内は高気圧に覆われ平年を上回る気温となり、札幌・手稲区の山口で29.6℃、オホーツクの斜里町で29.4℃など、30℃に迫る厳しい残暑となりました。大通公園の「さっぽろオータムフェスト」会場でも半そで姿の人が目立ちました。
来場者)
「おいしいです」。
「夏です。サマーフェストです」
一方こちらは南区の渓仁会定山渓病院。地元の高齢者らに楽しんでもらおうと「敬老の日」に合わせた祭が開かれました。
会場にはカラダの様々な部分を無料で測定できるコーナーも。豊平区から来た66歳の男性脳年齢を測る試験に挑戦です。画面の数字を順番にタッチしていくと…実年齢よりも脳年齢が8歳若いという結果がでました。
66歳男性)
「時間が経つと焦った。楽しいです。健康的なことに関心があるので」
道によりますと、道内の65歳以上の高齢者は166万人あまり。全体の33.4%を占め去年よりも0.3ポイント増加しています。
渓仁会定山渓病院 中西克彦院長)
「高齢化が進む中、皆さんの健康に役立つようなヒントをつかんでいただいて帰っていただける催し物をしていきたい」