クマ出没の影響道内各地に 旭山記念公園閉鎖・清水町ではデントコーン食害で近くの学校が臨時休校
2025年 9月18日 17:57 掲載
17日夜札幌市中央区の旭山記念公園でおよそ2mのクマの目撃があり、この影響で市は公園を閉鎖しています。
■大原麻潤記者:
「17日クマの目撃があった旭山記念公園では、入り口に規制線が張られ中に入ることができなくなっています。」
17日午後10時半すぎ、札幌市中央区の旭山記念公園で自転車に乗っていた男性が坂道を下っていたところ、クマが目の前を横断していくのを目撃しました。クマは体長2メートルほどでその後、林の中に入っていったということです。男性にけがはありません。クマの痕跡は見つかっていませんが、市は公園を閉鎖し今後の対応を検討しています。
また清水町では17日午後4時ごろ、畑のデントコーンおよそ40本が食い荒らされているのを付近をパトロール中だったハンターが発見しました。町の職員らが調査をしたところ、周辺には13cmほどのクマの足跡が残されていたということです。畑からおよそ300m離れた場所には清水小学校があり、付近にクマが潜んでいるおそれがあることから、町は18日と19日の2日間、清水小学校と清水中学校を臨時休校としています。被害にあった畑では19日、残りのデントコーンを刈り取る予定だということです。