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札幌・すすきのの飲食店で集団食中毒 「カンピロバクター」で7人発症 低温調理の肉料理が原因か

18日、札幌市のすすきのにある飲食店で集団食中毒が発生したことがわかりました。
札幌市保健所は原因となった飲食店に6日間の営業停止処分を命じました。

食中毒があったのは札幌市中央区5条4丁目の飲食店「にくざわ。」です。8日、医療機関から千歳保健所へ「患者の便からカンピロバクター属菌が検出された。」と届出がありました。この患者と一緒に札幌市内の飲食店を利用した複数人も体調不良を起こしていることから、札幌市保健所が調査したところ、この店で同じ日に食事をした4つのグループ9人のうち、7人が食中毒の症状を訴えていることがわかりました。いずれもこの店で共通した食事をとり、症状が出た6人の便からは食中毒の原因となる菌「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されています。保健所はこれを受け、この飲食店が原因であると断定し、18日から23日6日間の営業停止処分を命じました。

食中毒の患者は7人で、年齢は20代から50代、入院した人はおらず全員が回復傾向にあるということです。原因となった食品は、先月29日に提供された「肉刺しの盛り合わせ」や「牛サガリのレアカツレツ」など、低温調理の肉料理とみられています。この飲食店では2023年にもカンピロバクター菌による食中毒が発生しており、札幌市保健所は「にくざわ。」に対して、加熱用の食肉は中心部を適切に加熱し記録をとることや、提供メニューと調理方法を見直すことなどの再発防止のための改善を指示しました。

保健所は、「新鮮だから生でも安全」は間違いだと警告していて、肉は十分に加熱して食べるよう呼びかけています。

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