北海道で初めて線状降水帯が十勝・釧路で発生 各地で大雨や強風の被害
2025年 9月21日 12:31 掲載
21日未明、十勝と釧路地方に道内では初めて線状降水帯が発生しました。各地で停電など被害が出ています。
前線を伴った低気圧の影響で道内では記録的な大雨となり、午前11時までの24時間で釧路の白糠町で173・5ミリ、十勝の浦幌町では167・5ミリと観測史上最大となりました。
■高橋海斗記者「夜通し降り続いた雨で川の水位が土手と同じくらいまで上がっています。川の水は茶色く濁り、流れもかなり早くなっています」
大雨の影響で胆振地方を中心に全道でおよそ5000戸が停電しています。また避難指示が出ている釧路市音別町では避難所が開設されています。
■避難した人は「(雨が)結構すごくてなかなか眠れなかったです」「(家が)土地が低いところなので、川がやばいなと」
JR北海道では特急列車25本、快速エアポート9本を含む163本が運休しています。