児童虐待相談や一時保護が増加 札幌市東部児童相談所開設 道内初「司法面接室」導入 警察や検察と連携
2025年 9月22日 11:48 掲載
札幌市は増加する児童虐待の相談や一時保護に対応するため、新たに白石区に児童相談所を設置し利用を開始しました。
利用に先立って22日朝、開所式が行われ、札幌市の関係者らによるセレモニーが行われました。
札幌市白石区に開設された札幌市東部児童相談所は市内2カ所目の相談所で、白石区・厚別区・豊平区・清田区を担当します。
建設費はおよそ24億円、職員およそ120人体制で、一時保護所の定員は36人です。
道内の児童相談所では初めて「司法面接室」を導入し、警察や検察と連携して被害状況などの聞き取りを行います。
■札幌市 子ども未来局佐藤学 局長「笑顔で健やかに成長できるよう、困難に直面する子供とその家族をしっかり支援する」