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加熱式たばこも路上喫煙禁止の対象へ 札幌市が受動喫煙の防止へ規制拡大検討 条例見直し目指す

札幌市中心部で禁止されている路上喫煙。
禁止されているのは紙たばこのみですが、今後、加熱式たばこも対象とする検討を始めました。

火を使わない加熱式たばこ。
煙や灰が出ず、においも少ないことから近年、20代や30代を中心に喫煙者数が増加していて、路上で喫煙する人の姿も多くみられます。

■安原依里記者「これまで紙たばこの喫煙が禁止だったこちらのエリアで、今後新たに加熱式たばこの喫煙の禁止も検討されています」

2005年に施行された「ポイ捨て等防止条例」で、札幌駅前周辺や大通公園西1丁目から西4丁目などの市内中心部は喫煙制限区域に指定されました。
違反者には1000円の過料が科せられます。
歩行者にやけどを負わせないことを目的としていたため、禁止対象は紙たばこのみでした。
しかし、今後について秋元市長は。

■札幌市 秋元克広市長「受動喫煙の防止という観点では(加熱式たばこは)紙たばこと同じ考えでいく必要があるので、規制対象の拡大として、いま検討を進めているところです。」

加熱式たばこは紙たばこ同様、体に有害なニコチンを含んでいるため、受動喫煙のリスクが懸念されています。

大阪市はなんばや梅田などの人が多く行き交う地域で、紙たばこの喫煙のみを禁止していましたが、万博の開催を前に今年1月から市内全域ですべてのたばこの路上喫煙禁止に踏み切りました。
加熱式たばこの路上喫煙禁止が全国的な流れになる中、札幌市民の反応は。

■札幌市民(加熱式たばこの路上禁煙に賛成)「禁止してもらったほうが(良い)。やっぱりたばこはたばこなので、子供に煙とかかかったりしたら嫌なので、禁止してもらったほうが良い」

■札幌市民(加熱式たばこの路上禁煙に賛成)「賛成ですよね、禁止に。結構マナー悪いですよね、結構吸い殻が(落ちている)」

加熱式たばこの喫煙者の中には以前から路上喫煙はせず喫煙所の中でしか吸わないという人も。

■加熱式たばこ喫煙者「加熱式だろうと、紙であろうと(たばこは)吸わない人からしたら、気分が良いものじゃない。(加熱式たばこの路上喫煙禁止は)賛成ですね。もう早くやったほうが良いと思う。」

吸う人も吸わない人も快適に過ごせる街へ。札幌市は、他の都市の制度などを参考にしながら、来年度以降に条例の見直しを目指すということです。

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