上下水道工事をめぐり収賄と背任の罪に問われている美唄市の元職員の男 初公判で起訴内容認める
2025年 9月26日 11:45 掲載
美唄市発注の上下水道工事をめぐり、収賄と背任の罪に問われている美唄市の元職員の男の初公判が開かれ、男はいずれも起訴内容を認めました。
美唄市の元職員本田強志被告は去年までの3年間、市内の水道設備会社に市発注の水道関連工事の入札最低制限価格を教える見返りに、旅行代金など、およそ85万円の賄賂を受け取った罪のほか、別の工事会社の社長と共謀して市の水道工事の費用を水増し請求し、市におよそ700万円の損害を与えた罪に問われています。
26日、札幌地裁で開かれた初公判で本田強志被告は「間違いありません」と話し、収賄と背任の罪についていずれも起訴内容を認めました。