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「痛い思いをしなくても本来の自分で生きられる」戸籍上の性別変更 札幌家裁が「外観要件は違憲」判断

戸籍上の性別変更をめぐる審判で、札幌家裁が法律で定めた「外観要件」を違憲と判断し、申立人の2人が会見で喜びを語りました。

■司さん「安心してこれからのことを進められるなって」

■Aさん「普通に生きられるような感じがしていて楽しみにしている」

札幌市に住むトランスジェンダーの2人。司さんは「女性」として生まれましたが性自認は「男性」、Aさんは「男性」として生まれましたが性自認は「女性」です。2人は札幌家裁に戸籍上の性別変更を申し立てていました。性同一性障害特例法では「生殖機能がないこと」や「変更後の性別の性器に似た外観を備えていること」など、性別変更に5つの要件を定めていて、事実上、手術が必要です。このうち、生殖機能の要件についてはおととし、最高裁が違憲の判断を示しています。札幌の2人は今回、「外観要件」についても違憲であると主張していました。

そして今月19日、札幌家裁は「外観要件」について、「身体への侵襲を受けない自由」を定めた憲法13条に違反していると判断しました。

■Aさん:「本当にびっくりしたのとやったという感じ」
■司さん:「現実感が全然なくて、その結果何も感じてなかった感じ」

違憲の判断が公になるのは今回が初めて。2人は当事者を取り巻く環境が変わっていくことを期待しています。

■司さん:「(外観)要件が(法律から)撤廃されることを望んでいる。当事者だけでなく他の人にも知識が広がっていけば」
■Aさん:「痛い思いをしなくても本来の自分で生きられるように、その手助けになるならありがたい。」

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