ビール大手の「アサヒグループホールディングス」でサイバー攻撃による大規模障害が発生し、札幌の工場も出荷を停止する事態となっています。

アサヒグループホールディングスは２９日、サイバー攻撃を受け大規模なシステム障害が発生したと発表しました。この影響で札幌・白石区のアサヒビール北海道工場では、ビールや飲料などの物流を管理するシステムが停止し、２９日から出荷できない状態が続いているということです。
２９日と３０日には一部のみ稼働していた生産についても、１０月１日からは全て停止する予定です。アサヒグループホールディングスではお客様相談室などのコールセンター業務も停止していて、復旧のめどは立っていないということです。