■加藤諒也記者:
市街化調整区域の違法建築問題が問題となり、先ほど２０年の歴史に幕を降ろしたノースサファリ札幌にいます。今の園内の様子は1時間前の中継と比べて人の姿が確認できず、静かな様子になっています。

（午後５時ごろ、閉園を迎え来場者が園の外へ出てくる映像）

先ほど午後５時ごろに「蛍の光」などが流れる中で閉園しました。閉園の瞬間はですね、こちらの園内からは「これからも皆さんの胸にこのノースサファリの思い出が残れば」というアナウンスが流れていました。

（来場者がメッセージボードに書き込みをする映像）

また、園内から出てくる子どもはですね、「バイバイ、ノースサファリ」と大きな声をあげている様子がありました。また、今日園内にはメッセージボードが設置されていて、それぞれの思いを書く様子が見えました。 最終日に訪れた人に話を聞いてみると、「ルールを破っていないのは良くないが、残ってほしい」という複雑な気持ち、「市としてもサポートできるところはしてほしい」との声がありました。
まだこの園内には３００頭以上の動物が残っています。運営会社は「動物たちにできる限り負担のないように、細心の注意を払い解決をしていきたい」と話しています。