10月から3000品目以上が値上がり 「値上げの秋」が家計を直撃 値下げに踏み切ったスーパーも
2025年10月 1日 17:48 掲載
10月から3000品目以上が値上がりし「値上げの秋」が家計を直撃することになりそうです。
■キテネ食品館・中塚誠社長
「10月から最低賃金が上がることも踏まえて、製造コストが上がっていますので、売価がどんどん上がっているのはこれからも続いていくのではないか」
札幌市豊平区のスーパー。
安さが売りの地域密着スーパーでも値上げの波が押し寄せています。
幅広い世代に人気のコカ・コーラ。
こちらのお店では500ミリリットルが139円。
およそ10円の値上げです。
■40代「(ペットボトル飲料は)高くなりました」
■70代「子どもたちはお水というわけにはいかないから」
■60代「じわじわとなんでも高くなっているから、家計簿つけていても気持ちちょっと上がってきているなって感じ」
■小倉瑞歩ディレクター「これからの時期の食卓に欠かせない餅も値上げして999円で販売されています」
10月の値上げで特に目立つのがコメを原料とした商品です。
切り餅や糀入りのみそのほか、かつては1パック100円程度で売られていたパックご飯も5パック入って1000円を超える商品まで。
■キテネ食品館・中塚誠社長「コメが高く推移している以上は、パックご飯は高いまま推移していくかなと思います」
値上げの一方で値下げに踏み切ったスーパーも。
イオン北海道は1日からプライベートブランド「トップバリュ」の食料品38品目を値下げします。
500グラム入りのスパゲッティは20円ほどの値下げで192.24円。
ほかにも冷凍食品などが10パーセントから30パーセント程度値下げとなります。
■イオン北海道 山本治商品本部長「値上げの波の中で、お客様の生活を豊かにしたいというのはありますし、普段お客様が使っている商品を安くできたことは非常にお客さんに喜んでいただける」