イチバン!猛スピードで球を打ち合うスカッシュで全国でイチバン 旭川の中学生に密着!森唯菜アナ悲鳴
2025年10月 5日 14:54 掲載
特集はイチバン!です。
次のロサンゼルス五輪の新種目にもなっているスカッシュの全国のジュニアの大会で優勝した中学生が旭川にいます。
いまも成長し続ける強さに私が迫っていきました。
森アナ「ジュニアの大会でイチバンになったスカッシュの選手がいるということで旭川にやってきました。練習していますね。こんにちは」
上家さん「よろしくお願いします!」
旭川市に住む上家桜さん。
去年12月、全国の15歳以下が参加するスカッシュのジュニアの大会で見事優勝したイチバンの中学生です。
同じクラブの仲間「球に体重を乗せるのがとても上手で、すごい早い力が加わった球を打つのが素晴らしいと思います」
いったいどれほどの実力なのでしょうか?

そもそもスカッシュとはどのようなスポーツなのでしょうか?そこで・・・。
Q(スカッシュ)できそうですか?
森アナ「私!?」
上家さん「できます!」
森アナ「イチバンの方に教えてもらってもいいのかしら」
上家さん「大丈夫です!」
ジャージに着替えて森アナウンサーがスカッシュに挑戦です!
上家さん「まずサーブがここの四角ボックス、この中から打って」
森アナ「場所決まっているんですね!」
上家さん「(サーブは)真ん中から上の赤いラインの間に入ればOK」
森アナ「結構高いですね」
上家さん「でも打ってみると思ったよりも狭い」
ボールは必ず前方の壁に当てます。一番下のラインより上が有効です。
他の壁に当ててもボールを前方の壁に当てれば有効です。
勝負は11ポイント先取で3ゲーム制もしくは5ゲーム制で行います。
森アナ「サーブ以外はもう?」
上家さん「自由にぐるぐる動き回れます」
森アナ「バウンドして打つという感じ?」
上家さん「(床に)ワンバウンド、またはノーバン。ツーバウンドしたらアウトです」
森アナ「ツーバウンドがアウト。ルールは分かりました!やってみますか!はあ!緊張する!」
上家さん「ではいきます!」(上家さんが打つ)

森アナ「ぎゃあああ!!」
森アナ「あの・・・・怖い!目の前に急にボールが現れる!」
森アナ「そして重かったですサッカーボールがすごい勢いで飛んで来たみたいな、押される感じがありました」
森アナ「四面使えるじゃないですか。色んな面を使うときのコツは?」
上家さん「壁の素材もコートごとに違うので、それぞれのコートに合わせたショットをしないといけない、横壁がガラスで、前壁がコンクリートみたいなところもあります」

続いて上家さんに本番さながらの鋭いサーブを打っていただきました。
森アナ「いやあああああ!!!」森アナ「なんかもう分からなかった。なんかがもうすごい勢いでぶぅーん!って飛んできて、びっくりした!こんな強いんですか?誰が受けられるの?」
Qスカッシュを始めたきっかけはなんですか。
「スカッシュを始めたきっかけは、お母さんが情報誌を見てスカッシュってあるんだけどやってみない。って言われてなんだそれってなって、じゃあやってみようってなって、始めたらもうどはまりしちゃって」
スカッシュを始めて3年目に参加した全国のジュニアの大会で初優勝。

翌年の大会でも優勝し、2連覇を達成しました。
さらに強くなるために夏休みなどにはひとりで神奈川県へ遠征し、スカッシュスクールのコーチから指導を受けています。
そして大会の時にはコーチからメンタル面でもアドバイスをもらっています。
神奈川県でのコーチ西村佳子さん「小学生からプレーももちろんどんどん上手になっているんですけど自分を客観的に捉えることができたりとかそういうところが成長していると思う」

また身体のコンディションを保つため旭川市内のスポーツ整形外科に通い、理学療法士から筋力のつけ方を教わったり、大きなケガを防ぐため体のケアを受けたりしています。
母親のゆかりさんも練習終わりにマッサージをするなど娘をサポートしています。
母ゆかりさん「けがに繋がらないようにしていきたいなって。選手生命がやっぱり短くなるといけないかなと思うので」
Q桜さんいかがですか?「毎回めちゃめちゃ体が軽くなってすごい助かっています」
母ゆかりさん「試合の調子とか、あと、学校の話とか、こういう時に話したりとかして、なんて言うんだろう、結構友達感覚の親子かもしれないです」
しかし上家さんは悔しい思いもしています今年3月に行われた全国の大会では準優勝。
また海外勢も参加した8月の大会では初戦敗退となってしまいました。
「もう本当に今までで1番悔しかった。相手も本当に強くて、どんどん点数取られてって。
焦って自分でミスしちゃうところもあったので、それが悔しかったです」
Q今回悔しい思いをしてからどういう練習をしてますか?
「今まで以上に走り込みをして、ランニングマシーンを買いまして、それでもう走り込みしたり、あとは(昔やっていた)水泳をまた強化して始めたり、トレーニングをまた倍以上にやるみたいなことをしました。またアンダー15(ジュニアの大会)優勝で目指しています!」

上家さんはピアノやカメラなど様々な趣味を持っています。
「カメラは写真をいっぱい撮って回っています。
風景が一番多いです。町中に行って風景撮ってみたいな」
上家さんのお気に入りの写真はこちら。
旭川市が主催するSNSの写真のイベント「ASAHIKAWAFINDER」にも選ばれました。
Qのめりこむタイプ?「結構のめり込んじゃいます。もう1回楽しいって思ったら、もうどんどん進んじゃうんで」
Q3年後には五輪で新種目でスカッシュ。どういう風に感じてますか。
「それも出場できる側になれたら嬉しいなと思っています」
Q五輪出場!「出場です」
Q出られそうですか?「もっと私より強い選手がやっぱりいっぱいいるので。でも3年の間に越せるように頑張ります」