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国道横切るクマ…札幌市内でクマ目撃相次ぐ 南区の公園では子グマを駆除 別のクマもいるとみて警戒続く

札幌市内で相次ぐクマの目撃。1日未明に国道を横切る姿が目撃されたほか、午後には南区の十五島公園に出没した子グマ1頭が駆除されました。

午前2時40分ごろ、札幌市南区の国道230号を走っていた車のドライブレコーダーが捉えた2つの黒い影。道路を横切ったのは、親子とみられるクマです。親グマでしょうか。1頭が道路を行ったり来たり。その後、山の方向へと走り去っていきました。

親グマは体長およそ1.5メートル。定山渓方向に走っていたタクシーと10メートルの距離まで接近したといいます。

札幌市内ではクマの目撃が相次いでいます。9月30日午後8時20分ごろ、中央区南28条西13丁目で自転車で通りがかった高校生がクマのような黒い動物を目撃。すぐ近くには小学校もあります。そして、午前2時40分ごろ、先ほどの国道でクマの親子が出没。20分後には、200メートルほど西の山ののり面で近くに住む人がクマとみられるうめき声を聞きました。

うめき声
「グー」

うめき声を聞いた人)
「今まで聞いたことない声だったので。木の枝を踏む足音が大きかったんですよ」。

うめき声は15分にわたって聞こえたと言います。1日、市は専門家とともに現場を調査しましたが、新しい痕跡は見つかりませんでした。

札幌市担当者)
「朝の時点でクマのフンが見つかった。きょうのものではなく、乾燥していたので」。

クマの出没を受けて、近くの山鼻南小学校と南小学校は休校となりました。

正午過ぎには西区西野の畑近くでクマ3頭が目撃されました。目撃者によりますと、クマは山の方に逃げていったということです。

十五島公園
「(子グマの鳴き声)」

午後1時半ごろ、南区藤野の十五島公園で出没したのは、体長50センチあまりの子グマ。市街地にクマを呼び込むリスクがあるなどとして、わなを設置せずにハンターが駆除しました。

札幌市環境共生担当課 坂田一人課長)
「ややしばらく(子グマ)単独で出没していたようなんですよね。おそらくエサを探し回っているということしか考えにくいかなと」。

公園では9月29日も親子とみられる2頭の目撃があり、立ち入り禁止となっていました。市は、この親子と駆除したクマは別個体とみていて、引き続き公園を閉鎖することにしています。

道は、札幌市西区にヒグマ警報、目撃のあった中央区や南区などにヒグマ注意報を出していて、警戒を呼びかけています。

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