民間信用調査会社、帝国データバンクによりますと、札幌市の住宅メーカー「フェザーホーム」が、10月1日付で事業を停止して、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債総額は、約12億円に上るとみられています。

「フェザーホーム」は、2021年2月に設立された住宅メーカーで、札幌のほか、ニセコや富良野などのリゾート地の富裕層を主なターゲットとしていました。

不動産売買だけでなくサウナ施設の施工、サウナ用品の販売も手がけ、シアターなども備えたラグジュアリーな空間を提供し2025年1月期の売上高は、21億2583万円を計上していました。

しかし、急激な事業拡大や建築材料費の高騰などで収益、資金繰りが悪化。今後の見通しが立たなくなったとして破産申請の準備に入ったということです。

負債総額は、2025年1月時点で約12億2934万円に上るとみられています。