違法建築118棟と300頭超の動物残るノースサファリサッポロ 秋元市長「引き続き指導をしていきたい」
2025年10月 2日 17:46 掲載
9月30日に閉園した札幌市南区の民間動物園ノースサファリサッポロについて札幌の秋元市長は、引き続き建物の除却を指導していくと話しました。
札幌市 秋元克広市長)
「動物が安全に移動されて建物が早期に除却されるように、引き続き指導をしていきたいと思っています」。
市街化調整区域に 無許可で施設を作り、 営業を続けてきたことが 問題となり、 9月30日に閉園したノースサファリサッポロは、先月の市の調査で施設内に118棟の違法建築物と、300頭以上の動物が 残されています。
園は、今月末までに動物の移動計画を提出し、4年後の2029年までに建物を全て撤去するとしていますが、 秋元市長は移動計画の内容を精査しながら定期的に現地確認を行い建物の除却などを指導していくとしています。