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"心霊スポット" 旧恵山モンテローザで火災 バブル後破綻で廃墟化した函館のリゾートホテル 不審火の可能性

3日朝、函館市でバブル期のリゾートホテルの廃墟が燃える火事がありました。心霊スポットとしても知られる場所で、警察は不審火の可能性が高いとみて捜査しています。

函館市の東に位置する恵山。
その麓から赤い炎と黒い煙が見えます。
午前4時すぎ、恵山に車で星を見に来ていた男性から「旧恵山モンテローザの方から火の粉が見える」と警察に通報がありました。

■前田愛奈記者「現在、消防車などが集まっています。この先の廃墟で火事があったということです。」

火はおよそ6時間半後にほぼ消し止められましたが、建物やその周辺が焼けました。

■近くに住む人「花火が上がっているような、スプレー缶とか、そういうものがパーンと爆ぜるような」

火事が起きた現場は、かつて賑わいを見せたリゾート施設「恵山モンテローザ」の建物です。

これは35年前、1990年の映像です。80年代のバブル絶頂期にオープンした「恵山モンテローザ」は札幌の会社がホテルや巨大な涅槃像などの複合リゾートとして開発しました。

しかし、バブル崩壊後に運営会社が経営破綻し、1998年、ホテルが閉業。
当時の恵山町がホテルだった建物や涅槃像を買い取り、涅槃像は札幌の寺に売却されました。

しかし、ホテルだった建物は閉業から30年近く放置され、廃墟化。
恵山町と合併した函館市が所有していますが、近所の人によりますと、廃墟を目当てに敷地内に侵入する人が後を絶たないといいます。

■近くに住む人「心霊スポットとか言って、何かに載っているみたい。面白半分で来るみたい。ストッパーがある、入ってはいけませんという、その手前に たまに車は止まっている。」「ロープは張ってあったが、入ろうと思えば入れる。びっくりした、かなり燃えた。」

月に1度、旧恵山モンテローザの見回りを行っていたという函館市の担当者は。

「見回りや立ち入り禁止の看板を設置していたが、(人の侵入を)なかなか止められなかった」

市は、「崩壊しかけている箇所もあり、危険だ」として敷地内に立ち入らないよう呼びかけています。

燃えてしまったバブルの負の遺産。
警察は現場に火の気がないことから不審火の可能性が高いとみて、火事が起きた原因を調べています。

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