札幌の新たな地下動脈「都心アクセス道路」来年度着工決定 創成川通の渋滞解消と空港アクセス向上へ
2025年10月 3日 17:44 掲載
札幌市内中心部と札幌北インターチェンジ周辺をトンネルで結ぶ「都心アクセス道路」について、道開発局は来年度に着工すると明らかにしました。
本吉智彦記者)
「札幌中心部の地下を走るトンネルです。いまは出口が札幌駅の近くですが、将来札幌新道の北側まで延びます」
「都心アクセス道路」は札幌市中心部を走る創成川通に作られ、市内中心部と札樽道の札幌北インターチェンジ周辺をおよそ5キロの地下トンネルで結ぶものです。これにより創成川通周辺の渋滞緩和や丘珠空港へのアクセス強化が期待されています。
道開発局は3日、来年度の着工を発表したうえで、工事期間中は創成川を一時的に埋めて片側2車線のう回路を作ると明らかにしました。一方、完成時期については「詳細な設計が決まっていない」として明らかにしていません。