道内の受けとめは?自民党総裁選 高市早苗前経済安保担当大臣が新総裁に「馬車馬のように働く」決意
2025年10月 6日 10:44 掲載
4日行われた自民党総裁選で高市早苗前経済安保担当大臣が新総裁に選ばれました。
■自民党・高市早苗新総裁「私は今回自民党の景色を少し変えることができるんじゃないかと思っております」
「三度目の正直」自民党結党以来初の女性総裁が誕生しました。
■坂詰怜記者「東京の自民党本部前です。これからの投票に向けて、議員らが次々と建物に入っていきます」
4日、石破総理の辞任に伴って行われた自民党総裁選。
5人が立候補する中、1回目の投票で過半数を得た候補者は現れず、高市早苗氏と小泉進次郎氏による決選投票となりました。
「よって、高市早苗くんをもって当選者と決しました」
投票の結果、高市氏は国会議員票と地方票いずれも小泉氏を上回り、新たな総裁に選ばれました。
■自民党・高市早苗新総裁「もう全員で働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります。」
投票を終えた自民党の国会議員は
■自民党道連・武部新会長「早く政権の枠組みを決めて経済対策を素早く行わなければいけないので、ぜひスピードを持ってやっていただきたい」
■鈴木宗男参議院議員「女性の強みである優しさ、思いやりとかが発揮されれば、私は国民の理解は得られると思います」
■中村裕之衆議院議員「本当に国民のための政治をやってくれる候補は高市早苗さんだと確信を持っていますので、これからそういった政策を進めてくれるに違いないと思っています」
■高橋はるみ参議院議員「あの日本で女性の総理だっていうことを見てると思うのでね、そこもしっかり対外的にも強さを出していく。このことが重要だと思います」
■向山淳衆議院議員「本当に地域が疲弊してるっていうのを感じますので、その声をすくい上げていただいて、スピード感を持った政策実現に努めていただきたい」
高市新総裁の誕生に野党からは
■立憲民主党道連 勝部賢志代表「政治空白を生んだ中で、私たちが常に求めてきた物価高対策ですとか、今の国民、道民の皆さん方が困っている課題にしっかり寄り添った政治を進めるべく取り組んでいただきたい」
■加藤諒也記者「いま自民党総裁選の結果を伝える号外が配られ始め、多くの人が手にしていきます」
JR札幌駅直結の地下街では号外が配れました。
市民からは初の女性総裁誕生に驚きと期待の声が上がりました。
■札幌市民「びっくりしました。まさか本当に女性がなるとは思わなかったので」「生活が良くなるように国民の目線、庶民の目線に立った政策が出来るところに戻ってきてほしい」
高市早苗新総裁は15日にも召集される臨時国会で女性初の総理大臣に指名される見通しです。