札幌・宮の森で監視カメラにクマ 江差町では倉庫に体長1.5mのクマ侵入「まさか来るとは思わない」
2025年10月 7日 16:01 掲載
出没が続いています。
道南の江差町でクマが板金工場の倉庫に入っていくところを警察官が目撃し、札幌市中央区でも出没に伴い、子どもたちの見守り登下校が行われました。
■前田愛奈記者「クマが現れたのは住宅街の中です。建物の中にネットの隙間から入って行ったということです」
6日午後10時すぎ、江差町本町でパトロール中の警察官が板金工場の倉庫に入っていく体長1.5メートルほどのクマを目撃しました。
目撃からおよそ3時間後にハンターらが現場を訪れ、倉庫の扉のガラスが割られ、クマとみられる足跡を確認しました。
ただ、すでにクマの姿はありませんでした。
■住人の男性「気づいた時はクマだとは思わなかった。まさか来るとは思わない。」「日曜日も降りてきたの、これで2回目だから」
こちらは6日午後7時半すぎに札幌市中央区宮の森で、市が設置した監視カメラに映ったクマの写真です。
周辺ではクマがクルミを食べているような音を聞いたという通報も寄せられています。
近くの大倉山小学校ではクマの目撃を受け、6日に続き、子どもたちの登下校の見守りが行われました。
市は周辺の住民に夜間や明け方の外出はできる限り控えるよう呼びかけています。