道内各地でクマ出没相次ぐ 砂川市と札幌市西区西野で計3頭を捕獲・駆除 ヒグマ警報継続中
2025年10月 9日 16:32 掲載
市街地でのクマの出没が相次ぐ道内ですが9日、砂川市と札幌市西区西野でクマが捕獲・駆除されました。
「ガシャンガシャン」
午前6時ごろ、砂川市内で猟友会のハンターがオスのクマ1頭が箱わなにかかっているのを発見しました。体長はおよそ1.7メートルで連日市街地に出没していたクマの可能性があるということです。またおよそ2時間後には別の箱わなで体長およそ2メートル、体重200キロのオスのクマ1頭が捕獲されました。
また札幌市西区西野では午前1時半ごろ市役所の職員が箱わなに入っていくクマの姿を確認し、ハンターによって9日あさ、クマ1頭が駆除されました。クマは体長およそ1.5メートル、体重およそ105キロで4日に撮影された個体かどうかは分かっていません。
西区西野では8日、住宅敷地内でクマの足跡が見つかっていますが、市によりますと9日あさ駆除されたクマと足の大きさが違うため関連性は低いということです。
クマの目撃が相次いでいる西区では現在ヒグマ警報が出ていて、周辺の公園が引き続き閉鎖されています。