砂川市で2頭のクマ捕獲 札幌市内でも1頭捕獲もクマ目撃情報多発、市はゴミ出し・家庭菜園対策を呼びかけ
2025年10月 9日 18:22 掲載
「ガシャンガシャン」
クマの出没が相次ぐ道内。 午前6時ごろ砂川市内で猟友会のハンターが箱わなにかかっているクマ1頭を発見。体長およそ1・7メートルのオスで連日市街地に出没していたクマの可能性があるということです。およそ2時間後には別の箱わなで体長およそ2メートル、体重200キロのオスのクマ1頭が捕獲されました。
また札幌市西区西野では午前1時半ごろ、市の職員が箱わなに入っていくクマの姿を確認。クマは連絡を受けたハンターによって9日あさに駆除されました。駆除されたクマは体長およそ1.5メートルで4日に撮影された個体かどうかは分かっていません。
西区西野では8日に住宅敷地内でクマの足跡が見つかっていますが9日あさに駆除されたクマと足の大きさが違うため関連性は低いとみられています。
クマの目撃が相次いでいる西区では現在ヒグマ警報が出ていて、周辺の公園が引き続き閉鎖されています。
一方、ヒグマ注意報が出ている札幌市南区でも午前10時ごろクマ1頭が目撃され市がパトロールを行いました。
札幌市)
「(クマを)強くこの場にとどめるような強い誘因物はなかったのかなと思うので、そういった意味ではたまたま通りかかった、通り道だった可能性は高い」。
札幌市によりますと痕跡は見つかっていませんが、市はゴミ出しルールの徹底や家庭菜園の対策をするように注意を呼びかけています。