釧路 53歳の女 保護責任者遺棄の疑いで送検 放置され亡くなった83歳の父親には目立った外傷なし
2025年10月12日 18:01 掲載
釧路市で同居する高齢の父親に娘が食事を買い与えず放置し死亡した事件で、父親の遺体に目立った外傷はないことが分かりました。
保護責任者遺棄の疑いで送検されたのは釧路市の派遣社員=石川佳世容疑者53歳です。
石川容疑者は同居する父親の昌是さん83歳が高齢で1人での生活が困難だったにも関わらず、今年7月ごろを最後に食事を買い与えるなどしないで放置した疑いが持たれています。
昌是さんは寝室とみられる部屋で腐敗した状態で死亡していました。
警察によりますと昌是さんには目立った外傷がなかったということです。
石川容疑者は調べに対し「できることはしていたので正直納得できません」と容疑を否認しています。
警察は保護責任者遺棄致死の疑いも視野に捜査しています。