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建築中の物件はどうなる? 負債約12億円 札幌「フェザーホーム」破産申請準備 関係者に不安広がる

札幌市の住宅メーカー、フェザーホームが事業を停止し、破産申請の準備に入りました。
建築中の物件が17棟ある中、突然の事業停止に波紋が広がっています。

サウナ付きなどの高級住宅を手掛けてきた札幌市に本社を置くフェザーホーム。
2021年に設立された住宅メーカーで、札幌だけでなくニセコや富良野などのリゾート地を営業エリアとしていました。
主なターゲットは富裕層で今年1月の売上は21億円超え。
しかし・・・

■高橋純暉記者
「札幌市の中心部にあるフェザーホームのオフィスビルです。1階にはショールームがありますが、中は明かりがついておらず、人も見当たりません」

民間の調査会社、帝国データバンクによりますと、フェザーホームはフィットネスジムをオープンするなど、事業を拡大してきましたが、建築材料などの高騰で資金繰りが悪化。
先行きの見通しが立たなくなったことから事業継続を断念したということです。
負債額はおよそ12億円にのぼります。

破産申請の手続きを聞いて、会社を訪れた人も。

■フェザーホームのジムにテナントを貸している業者
「(Q.何か支障とか発生している?)いや、わからなくて、担当者に電話もしたんですけど、わかっていなくて」

この男性の会社はフェザーホームが運営するジムにテナントのフロアを貸しているそうです。
連絡しても応答がないことから直接会社を訪れたといいます。

■フェザーホームのジムにテナントを貸している業者
「普段はあまり連絡取らないので、家賃の時になにかトラブルがあった時にしか基本的にはないので。報道があったので。電気とかも我々が立て替えて請求するので、不安です」

札幌市内にはフェザーホームが手掛けた物件が建築中のまま残されていました。

■高橋純暉記者リポート
「フェザーホームが工事を行っていた現場です。資材や足場がそのままになっており、作業員の姿も見当たりません」

関係者によりますと、建築中の物件は札幌など道内に17棟残っているということです。

フェザーホームから仕事を受けていた男性は、社長の金遣いが荒かったほか、社内で連携が取れていないと感じることもあったと話します。

■元下請け会社の男性
「現場部門と営業部門で、もうバッチリ分かれているんで。社長は営業。現場は現場。営業マンと現場監督の連携も取れてないというのがありました。(Q.社長は普段から遊びとか浪費を?)はい、飲み屋とイベントですね。コンペとか賞金がえげつないんで。」

建設中の物件は今後どうなってしまうのか。
フェザーホームの代理人は取材に対し、「現在、債権者への説明や対応に尽力している」とコメントしています。

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