道内新米の予想収穫量は49万7000トン 高温の影響で単位面積あたりの作況単収指数は過去5年の平均下回る
2025年10月14日 17:44 掲載
農水省が道内の新米の予想収穫量を発表しました。主食用の作況単収指数は、平均よりも少ない98の見込みです。
農水省によりますと、今シーズンの道内のコメは6月中旬以降の高温の影響で、去年に比べて茎の数が少ないものの、粒は大きく育っているということです。
これまでの作況指数に代わり、今年から導入された単位面積あたりの収穫量の目安となる作況単収指数は、先月25日時点で過去5年の平均を下回る98と発表されました。
一方で作付面積は去年より8%増えていることから、道内全体でのコメの収穫量は去年より2万7000トンほど多いおよそ49万7000トンと見込まれています。