札幌・丘珠空港の滑走路延長計画 国交省が1800m案を提示 実現すれば小型ジェット機なども冬の運航可能に
2025年10月14日 18:29 掲載
札幌市東区の丘珠空港の滑走路について国交省は14日、現在の1500メートルから300メートル延長し1800メートルとする計画案を示しました。
14日に札幌で開かれた丘珠空港の機能強化を検討する会合で、国交省は参加した道や札幌市に対し、滑走路を現在の1500メートルから1800メートルに延長する計画案を示しました。
丘珠空港の滑走路をめぐっては、道や市が国に対し300メートルの延長を要望していて、これが聞き入れられた形です。延長が実現すれば、現在は夏ダイヤのみで就航している静岡や長野と結ぶ小型ジェット機や医療用ジェット機の冬の運航も可能になります。
国交省はこの計画案について、市民らの意見を取り入れたうえで今年度中にも詳細を決定し、早めの着工を目指したいとしています。