【救助の瞬間】標高1500mで道警ヘリが登山客を 大雪山系黒岳の雪が積もる山頂付近で外国人女性が足首骨折
2025年10月16日 10:22 掲載
上川の黒岳を登山をしていた40代の女性が山頂付近で転倒して動けなくなりました。
道警がヘリコプターによる救助の瞬間を公開しました。
今月11日、雪が積もる黒岳の登山道で座り込み、断熱シートにくるまっているのが救助された42歳の女性です。
女性はタイ国籍で、夫と2人で富良野市から黒岳に入っていました。
山頂付近の登山道は凍結していて、女性は転倒し左足首を骨折し、自力で下山できなくなったところを、通りがかった人が発見し消防に通報しました。
道警の航空隊がおよそ2時間後に標高およそ1500m付近で発見しました。
2人は入山届を出しておらず、履いていたのは黒岳を登るには不向きなスニーカーだったということです。
警察は山の難易度や季節に見合った十分な装備を整えるよう呼びかけています。