札幌市中央区と西区で朝からクマ目撃相次ぐ 円山西町に出没した子グマは午後にハンターが駆除
2025年10月16日 17:54 掲載
16日も札幌市内ではクマの目撃が相次ぎました。午前中からクマの目撃が相次いでいた札幌市中央区では子グマ1頭がハンターによって駆除されました。
16日午後3時半ごろ、札幌市中央区円山西町3丁目で子グマ1頭が駆けつけたハンターによって駆除されました。円山西町3丁目では午前7時前から「庭にクマが居すわっている」などと目撃の通報が相次いでいて、目撃されたクマと駆除された子グマは同じ個体だということです。
■札幌市担当者:
「木の上に登っていたのを確認していて、降りてきたのを発砲した。出没していたのはこの1頭だけ」
また札幌市西区山の手5条10丁目の住宅街でも午前6時半ごろと午後4時半ごろにクマが目撃されました。午前6時半ごろに住人の女性が目撃したクマは、自宅の庭にあったオンコの木に前足をかけていたということです。札幌市によりますと、今月9日にこの付近でクリを食べていたクマと同じ個体の可能性があるということです。
■住人:「ギャーびっくりだよね他人事だと思ってた。まさか自分の屋敷に来るとは。最初は驚きでクマ全体は見えなかったけど、大きいお尻だった。」
西区では今月に入り、14日までに15件の目撃情報があり、市などがヒグマ警報を出し早朝や夜間の外出を控えるなど警戒を呼びかけています。