「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」が１７日開幕し、有名俳優らが登場しました。

■安原依里記者：
「いま拍手に包まれながら、北乃きいさんがレッドカーペットを歩いています」

１７日から夕張市と隣の栗山町で始まった映画祭。３５回目の今年は「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」という新たな名称で開催されています。開会式には映画祭のアドバイザーをつとめる井筒和幸監督や俳優の北乃きいさん、元Ｋｉｎｇ ＆ Ｐｒｉｎｃｅの岩橋玄樹さんらが登場しました。

■北乃きいさん：
「また将来、何かの作品で、夕張市に関わることができたら戻って来られたらいいなと思っている。」

■岩橋玄樹さん：
「夕張に来て、僕たち若い世代がもっと盛り上げないとなと。」

■埼玉から
「（Ｑお目当ては？）岩橋玄樹くんです。実際に生で見られるのはうれしい」

■夕張市民「皆さんが楽しんで、良かったと言って帰ってくれたら、こんなにうれしいことはない」

映画祭をめぐっては去年、賞金の未払い問題が発覚。２０２３年まで主催していたＮＰＯ法人は現在、破産手続き中です。今年は映像制作を行う東京の会社などで構成される運営委員会が主催者となっていますが、現時点で黒字になるところまで資金が集まっていないといいます。

■運営委員会・田村謙治さん：
「少なくとも赤字をなくす持続可能な映画祭を目指して頑張っていて、今回も赤字にならないように、いまだにスポンサーも募ろうとしていますし、引き続き開催中も頑張っていこうと思っています。」

「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」は、来週月曜日まで開かれています。