札幌市手稲区の特別養護老人ホームの近くでクマ1頭を駆除 近くには電気柵を設置
2025年10月18日 18:08 掲載
札幌市手稲区の特別養護老人ホームの近くで17日に続き18日朝もクマが居座りメスグマ1頭が駆除されました。17日と同じ個体と見られています。
札幌市によりますと駆除されたのは体長1.1メートルほどのメスグマ1頭です。
18日午前、手稲区手稲金山の特別養護老人ホームの裏にクマ1頭が居座り午前11時すぎと午後1時前にハンターが猟銃合わせて3発を発砲しました。
この場所では数日前からクマの目撃や市が設置したカメラへの映り込みが相次いでいて、17日もクマ1頭が3時間ほど居座っていました。
札幌市環境共生課 清尾 崇係長「昨日出ていた個体とは特徴が一致しているので、おそらく一緒だと。市で設置しているカメラに映っているクマともサイズ感が似ているのでほぼ同一個体で間違いないと思っています」
佐藤裕樹記者「老人ホームの裏手、山との間に腰の高さほどの電気柵の設置が行われてます」
現場の近くにはクルミの木があり、別のクマがクルミの実を食べにくる可能性があるとして市は、付近におよそ300メートルにわたり電気柵を設置しました。