来月12日の見通しに 知床沖の観光船沈没事故で桂田被告の初公判
2025年10月19日 18:22 掲載
北海道知床沖の観光船沈没事故で、業務上過失致死の罪で起訴された運航会社社長桂田精一被告の初公判が、来月12日に開かれる見通しであることが新たにわかりました。
起訴状などによりますと、知床遊覧船の社長・桂田精一被告は、2022年4月に知床沖で起きた観光船沈没事故で、悪天候が予想される中、運航管理者として運航の中止を指示しなかったことにより観光船「KAZU I」が沈没し、乗客乗員を死亡させた業務上過失致死の罪で起訴されています。
複数の関係者によりますと、桂田被告の初公判が釧路地裁で来月12日に開かれる見通しであることが新たにわかりました。すでに一部の乗客家族にも伝えられたということです。今月末に裁判所で協議が行われ、日程が確定するということです。