オホーツクの斜里町にある水産加工会社がサケの加工品にカラフトマスを使用したにも関わらず、表記しなかったとして、農林水産省は不適正表示だとして是正を指示しました。

対象となった商品は、斜里町にある水産加工会社「ハッピーフーズ」が去年１０月から今年５月までに販売したサケフレークやサケのほぐし身など１６商品で、ふるさと納税にも使われていました。
農林水産省によりますと、原材料として表記されていたのは「サケ」または「シロザケ」のみで、カラフトマスも使用されていましたが、表記されていませんでした。
食品表示法では、原産地・原材料の表示が義務付けられています。
農水省によりますと、ハッピーフーズ側は「カラフトマスと書くと、取引先が販売を停止すると思った」と話しています。