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【独自】後志・積丹町で猟友会が“出動拒否” クマ出没相次ぐ中、町議とのトラブルで先月から

クマの鳴き声:「ウォー!」

先月、積丹町で捕獲された体重284kgのクマ。この時、地元の猟友会とある町議がトラブルとなり大きな問題となっています。

■本間壮惟記者:
「積丹町内、箱罠が設置されていますが現在町内ではハンターが出動しない事態となっています。」

問題が起きたのは先月27日。関係者などによりますと、町内に住む町議会議員の自宅裏にクマが出没した際、駆除の安全面について猟友会が町議に対し注意をしたところ、町議がハンターに「やめさせてやる」と発言したといいます。

それに激怒した地元の猟友会。翌日町に対し出動拒否を伝えたということです。

現在も、クマが出没してもハンターが出動しない事態となっていて町民からは不安の声が聞かれました。

■町民:「実際に(クマ)出たら(出動)してもらいたいもんね。心配ですね。おっかないもんね。」
■町民:「クマは増えすぎている。人間の近くに来たら駆除してほしいですね。」

副町長町も今回の問題に対応を悩ませています。

■積丹町・十河昌寛副町長
「本当に今年はクマの出没が大変多くてですね、捕獲頭数も昨年よりはずっと多い状況ですので、また引き続きがクマが出没して出動するような対応が必要になったら、その時に出動できないという風になったら大変困ったなと。」

21日、地元の猟友会は今回の問題について協議を行いましたが、一部の参加者から「出動拒否は解除するべきではない。」などと意見が出て、積丹町への出動再開はできなかったということです。

HTBの取材に対し町議は「『やめさせてやる』とは言っていない。一町議がそんな力を持っているわけがない。」とコメントしています。

今後、町は猟友会と協議を続け出動が再開できるよう求めていくとしています。

■積丹町・十河昌寛副町長:
「猟友会の役員の方々にも引き続き(出動の)対応していただけるように、話をまた引き続きしていきたいという風に思っております。」

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