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車庫破壊しシャインマスカット食い荒らしたクマ捕獲 北海道内各地の人里にクマ出現多発

砂川市では、シャイマスカットがクマに食い荒らされる被害が出ました。
また札幌市でも22日もクマの目撃が相次いでいます。


箱罠にかかった1頭のクマ。
大きさはおよそ1.7m。このクマは21日に砂川市の農家でシャインマスカットを食い荒らしました。

■永山友菜記者:「収穫済みのシャインマスカットを車庫に置いていたところ、クマがシャッターを破壊し食べてしまったということです。」

プレハブに付いたクマとみられる足跡。21日午後9時ごろには砂川市北吉野町の農家で車庫のシャッターが壊され、保管していたシャインマスカット18個が食い荒らされる被害がありました。

■被害にあった農家:
「丸い肉球これ絶対クマ。クマは執着心が強いから必ずまたそこに食べにくる習性が強い。」

クマの目撃は道内各地で相次いでいます。住宅街の中を歩く3頭のクマ。21日午前8時半ごろ、浦河町萩伏町で幼稚園バスの中から撮影されました。警察によりますと1頭は2mほど残り2頭は1mほどで3頭は親子グマとみられるということです。

札幌でも・・・。

■千葉雄太記者:
「警察やハンターの方々が次々と山の奥の方へあがっていくのが見えます。」

午前8時半ごろ、札幌市西区の西野すみれ公園の中で子グマとみられる2頭が目撃されました。その後、クマは山に立ち去ったということです。

■札幌市環境局環境共生担当課・清尾崇係長:
「見られた子グマは今年生まれたようなサイズ感のクマだと思うが(付近で)見つかったフンは結構大きいフンだったので、もうすこし体が大きい複数個体がいるとみている。」

出没が相次ぐクマ。専門家は残り1ヵ月ほど出没する可能性があると話します。

■ヒグマ研究家・間野勉さん:
「何年かに一回こういう食物不足の時が起きる。その時にどうしても活動範囲を広げてしまう。ところが彼らの食べ物はこれからどんどん季節が進むと、どんなに暖冬になっても来年の春まで再生産されない。得られる食べ物よりも、失う体力を減らす方がよっぽど来年の春に元気な状態で生きていることができるので、一般に食べ物が少ない年はクマは早く冬眠します。あとひと月もすればおそらくほとんどのクマは冬眠して動きがなくなるだとろうと、私は予測しています。」

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